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議会報告①

3/17~3/19まで一般会計の予算審査特別委員会がありました。

質問した内容と答弁を簡単にご報告します。

<衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査執行経費>

★投票所の変更について、白蘭小学校は坂を下るのが大変と聞いていました。

白鳥台集会所が4月から開所するので、投票所にできるのでは。

また、来年度変更する投票所について質問しました。

 

→白鳥台集会所については地元の町会と協議中。

天沢小学校が閉校するので、御前水町会館に移すことを町会と協議中。

 

★前回(2019年6月の一般質問)質問したことを何点か確認しました。

①要介護者の選挙投票移動支援は、ケアプランに位置付けられていれば可能とのこと。

現在までの取組は?

 

→令和元年7月の参議院議員選挙前にも周知。今後も周知する。

 

②障がいのある方への投票所における「支援カード」への検討状況は?

 

→前向きに検討する(3/23現在、すでに具体的に進んでいます!)

 

★総務省から令和2年7月17日に「候補者の立候補の届出があった旨の告示事項等について」と通知文書があります。

これは、地方議員のなり手不足や、多様な層の住民がより議会に参画しやすくするためのものです。

変更点は3つ。

1,性別の削除、住所は選挙区の大きさ等に応じて市町村まで または町字まで。生年月日ではなく年齢。

2,インターネットに掲載する場合は、氏名、党派、ウェブサイトのみ

3,旧姓の通称申請があった場合は、戸籍謄本または抄本の確認のみでよい

というものです。

本市の対応について伺いました。

 

→告示は市役所前の掲示板と市のHPに掲載してる。1~3まで総務省通知に準じて取り扱う。

 

★令和2年9月15日に「公職選挙法等に規定する申請等における旧姓の取り扱いについて」と通知があります。申請・届出・署名等における氏名の記載にあたって、原則として本名を記載すべきものだが、本名を記載していれば、旧姓を付記することは差し支えない、というものです。本市の取り扱いについて伺いました。

 

→総務省通知の準じて取り扱う。

 

当選人の告示の在り方は、今回の通知には含まれませんが、検討を求めました。

 

 

<記念事業準備経費>

2022年は開港150年市制施行100年の大きな節目です。

いろいろ聞きましたが、一番聞きたかった(主張したかった)のは、

市の鳥のことと、宮城県角田市との交流のことでした。

市の鳥は、現在ヒガラですが、何人かに聞いても知らなかったりハヤブサだと思ってたと言われました。

市によっては2種類選んでいることもあり、前のものは50年経過しているので、複数選んでもよいのではないか、と主張しました。

答弁は「実行委員会に提案し、検討する」というものでした。

 

宮城県角田市は、明治の北海道開拓の際、仙台藩角田領主石川邦光が室蘭郡の開拓を命じられました。

それで家臣団が開拓に入ります。そこからはドラマチックな展開が様々あるのですが、長くなるので別の機会に。そういうわけで、関係性は深いはずなのに、表立った角田市とのつながりは現在はありません。

そこで「この機会に関係を作っていっては」と質問しました。

答弁は「開拓の歴史は室蘭の歴史に欠かせず、関係部署とも協議したい」というものでした。

 

開拓のことは室蘭市民でも知らない人が多く残念です。不屈の精神で命がけで開拓してきた人の思いを知ってもらいたいです。