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浦河ひがしまち診療所の川村先生の話をきく

昨日、室蘭市男女平等参画推進市民会議が毎年開催しているオープン例会で、川村先生のお話を聞きました。

いろいろ学ぶことが多かったですが、特に印象に残ったことを2つシェアします。

 

一つ目は、「幸せを目指さない。不幸でなければいい」というもの。

幸せは頂点で、あとは落ちるだけ。不幸でなければ、ぼちぼち生きて行けそうです。不幸になりそうだったら、すぐに相談できる体制とか関係性とかそういうものがある四国のある町は、高齢者の自殺0だそう。

どうも「幸せになりたい」という呪文にとらわれていましたが、自分のぼちぼち感が愛おしくなりました。

 

二つ目は、「ひきこもりの人に、ひきこもったまま仕事を依頼している」というもの。

その方はデザイナーだそうで、チラシのデザインを頼んでいるようです。

「ひきこもりは外に出さなくちゃいけない」と、無意識に思っていました。反省。

不幸になりそうだったら、外からの支援も必要かもしれないけれど、

本人が居心地よくいられるのであれば、それもまたよし、なのかもしれません。

 

なんだか、見えない「こうあるべき。こうすべき」ゴールに囚われ、無意識に目指してしまっているな、と感じました。川村先生と当事者の方が作り出すポカポカした場に癒されましたし、そういうポカポカを自分の中に持ちたいと感じました。

 

 

「まいにちべてる」という日めくりカレンダーを購入。

すごく、沁みる!!

オンラインで購入できるので、ご興味のある方はぜひ☺